ユーレイくんの恋愛事情





あたしは夢を見た。






ユウくんが暗闇に包まれて消えていく夢。




「嫌!ユウくん!行かないで!!」



必死に手を伸ばして呼んでも、ユウくんはどんどん遠くなっていくだけ…





「ユウくん!行かないで!ユウくん!!」



「唯!!」




そこであたしはハッとして目が覚めた。