しばらくすると、小さなピンク色の花束を持った茜さんが出てきた。 「はい、どうぞ」 花束を差し出され、受けとると 「もう、4年目になるのね…」 そう言われた。 あたしは茜さんに花束分のお金を差し出しながら、 「はい…」 と言った。