「だから、いくら他の女子が持ってきても受け取らなかったんだよ」 そんなはず… だって、朝… 「あたし見たんです、夏輝さんが他校の女子から受け取ってるの。だから…」 思い出しただけで涙が出そうになる。 これ以上いると、暁先輩に迷惑かけちゃう。 「すみません、あたし帰ります」 それだけ言うと、あたしは逃げるようにして公園を後にした。 残された暁先輩が、 「他校の、女子…!?まさか!」 そう言ってるのにも気づかずに。