そんなこんな考えていると、正面にいる女子に囲まれている夏輝さんが、てを上げてどこかを指差していた。 ? 何?? 指差した方を向くと、何もなくて… もう一度、夏輝さんの方を向くと、あたしを指差して笑っていた。 あ… あたし、騙されてた… こうなったら、あたしだって。 あたしはわざと怒ったように、夏輝さんから顔を背け、立ち上げると体育館を出ようと歩いた。