「う、うん。見える、よ?」 すると男の子は、目をキラキラさせながら抱きついてきた。 「うわぁ」 思わずこけそうになったが、何とか体勢を持ち直してギリギリセーフだった。 が、この子は一体…? 「君、どこの子?名前は?」 男の子は離れると、驚くべきことを口にした。