「もう、いい!この際だから、言う」

「琴春が、好きだ。俺だけの物になれ。」

っ!!!!!!!!!!!

「.....嘘....でしょ?」

「嘘で、こんなこと言うかよ。で、返事は?」

そんなの、決まってるよ!

「あたしも、蓮君が好き!!」

そのとたんに、フワリと抱き締められた。

蓮君の甘い香水の匂いが広がる。

「マジか?」

「マジだよ!」

「フッ。俺色に、染めてやるよ」

そして、吸い寄せられるように触れるだけのキスをした。