琴春side

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笹本君に告白された日から一週間後


日直なので、職員室まで行こうと思い廊下を歩いていた。

ガシッ

いきなり、誰かに腕を捕まれ後ろを向くと

そこには、蓮君がいた。


「行くな。おまえは、俺だけを見てればいいんだよ」

はいっ!?

「えっと....なにいっているの?」

職員室に、行っちゃ行けないの?

「は?笹本のところに行くんだろ?」

「行かないよ?職員室に、行こうと思って!」

その瞬間、眉間に皺を寄せて

「はあ?!あいつ、騙しやがったな!!」

地の底のような低い声で話す蓮君。