つれてこられたのは空き教室。

「いきなり、呼び出してごめんな!!」

「あっ!!ううん!!大丈夫!!」


「やっぱり、七瀬さんは優しいね。

あのさ....実は...七瀬さんが好きなんだ!!

良かったら、付き合ってくれない??」


こ、告白?!

えっ?!うそ?!

どうしよう....

その時、頭にパッと浮かんだ人物。

そうだ。私が、好きなのは笹本君じゃない。

きっと、前の私ならオッケイしたと思うけど今の私は違う。

蓮君っていう好きな人がいる。

「ごめんね....。気持ちは嬉しいけど笹本君とは付き合えない.....

ほんと、ごめんね」

「そっか。

断った理由って好きな人がいるから??」

バレてるんだ。

「うん。」

笹本君の目を見てしっかりいった。