「いえ....大丈夫ですので...」

「いや、遠慮しなくていいから来いよ。」

そういって、あたしの手首を掴む。

「イタッ」

予想以上の力に痛みで顔が歪む。

「いたい...??これ以上、痛い思いしたくなければついてこいよ。」

あたしを、路地裏の方へと連れてく二人組の男。

「イヤッ、離してよ!!」

必死で、逃げようとするけど全然ダメ。

むしろ、腕を掴む手の強さが増してる。

もう、終わりだと思ったとき

ボコッ