正直、こんな口調で話したくなんかないけど…

このあたしを捨てることなんてできない。

これが、あたしの武器なんだから。

「そんなことないよ。奏穂ちゃんよりかわいい子なんて、いないからさ。」

「ほんとぉ~?
奏穂、めっちゃうれしい~。」

ほらね?

男なんて、単純な生き物。

ーーさて…。

鈴木 舞南花…

あいつを消して、あたしが1番になるのよ…。