悔やんでばかりいても何も始まらないし。



なんて綺麗事を思うと自分の口角が上がるのがわかった。



ふっ…私も滑稽だね。





「捨てる?んなわけないだろ。」



そんな事を言えるのも今だけよ。



まぁ、言うつもりもないけど。





私がここの総長さん、桐生皐月の家族を壊した…なんてね。







私がふっと笑うのを見て怪訝な顔をする覇王。




あ、そういえば私桐生の名前以外知らないわ。




「私、貴方達の名前知らない。名前も知らない人に守るなんて言われて、はいお願いしますなんて言う人いるのかしらね?」