なんか案外子供なのね。
「敵対してる暴走族だから私を守るため姫に?」
とりあえず守られた事には触れないでおいた。
「うん、そういうことかな」
なら問題ないわね。
「お断りします」
守るためなんて私に必要ないわ。
「えっ?」
黒髪は驚いたような声をあげた。
他の奴も驚いている。
金髪はわかってたような感じだ。
「私を守るなんてばかばかしい」
私は金髪の目を見てそうしっかりと言う。
金髪は気に入らないような顔をし、眉間に皺をつくったまま言った。
「いいからお前は守られとけよ」
とくん…
この言葉、小さい頃にも言われたことある。
そう言ってくれた人とはもう連絡が取れなくなってしまったけど。



