一方的な暴力じゃなかったのか。
卑怯な喧嘩だったわけか。
そして傷が少なすぎるところからコイツはあいつらに勝てた、ということか。
コイツの獲物をとっちゃったみたいだな。
そう思うと、笑みが零れた。
「…何笑ってんだよ」
つい笑みを零すと不機嫌そうにソイツは喋った。
対して俺は挑発的にふふっと笑いながら答えた。
「いや、悪いね?お前の獲物とっちゃったみたいで」
「…っち」
ソイツは舌打ちをした。
「…そんなに不満なら俺が相手になってやろうか?」
思わず、口からでた。
「不満なんだろ?いいよ、俺が相手になってやるよ」
直感でソイツはそこそこ強い、そう思い挑発する。
が、ソイツは黙ってしまった。



