――そして現在 日曜日。 「ゆーりちゃん!あそぼー!」 ……来た。 「いい加減止めようよ…。」 「なんでー!?だって、俺暇っ! 夢璃に遊んでほしいっ!」 一体、何歳だよ…。 「だって幼稚園の時に約束したし! 大きくなっても遊ぶって! ………覚えてないんだ。」 そう言って、愁君は悲しそうな顔をする。 「お…、覚えてるっ!!覚えてるよ!」 それでも愁君は、悲しそうな顔をしている。