――ガチャっ パパとママが出て行った。 「あーあっ、行っちゃった。」 ゆりが言った。 「僕と遊ぼー?」 「うんっ!」 愁ちゃんは、すごい優しくて大好きだった。 「ゆりちゃん!お外で遊ぼうよ!」 「うん!」 それから、愁ちゃんとずっと遊んだ。 ママとパパが帰ってきて、愁ちゃんとお別れ。 「バイバーイっ!!」 愁ちゃんが言う。 「やだ~…。」 「どうしたの?」 「まだ、一緒に遊びたい~!」