ぎゅっと俺に抱きついてきた結香が可愛くて頭を撫でる。


照れくさそうに笑って俺の胸に擦り寄って来る。


「お泊りで、しかも明日は休みなのでもう一発ぐらい…」

「しません!もう疲れた…」

「俺、まだ体力有り余ってんだけどー」

「ヤーダ!」



このすぐ後、俺がスマホをいじってた数分で爆睡し出すし。


生殺しってヤツ?


ツライ!!



あ……そいえば、もう仲直りしたからいっか。


机の引き出しから、1年記念日にあげたネックレスを出した。


「少しは俺を頼ってね」


ネックレスを付けてやると、モソモソ動いて俺の指を掴んだ。


「……橙磨…」

「あ、ダメだ。寝込み襲う」

「…んんっ…はっ、と、橙磨!?何してんのよ!」

「夜這い」

「この、変態幼なじみ〜!!」



しっかり結香をいただいて、翌朝こっぴどく叱られました。