大会間近とゆうことで、より一層部活が忙しくなって疲労がたまる。
もう人間の動ける限界を感じそう……
うっ………気持ち悪い…!
「吐きそう…。もうダメ、倒れるわ」
「橙磨体力無さ過ぎじゃね?俺まだ余裕あるよ」
「その底無しの体力羨ましいわ〜」
「毎朝4時起きでロードワークだからね♪橙磨にばっか、カッコつけさせたくねぇもん」
すっげ〜……4時起きだって。
俺なんて全然、起きれないし自主的にロードワークなんて、究極に体力落ちた時にしかやんない。
膝ケガした時とか。
俺も少し頑張ろうかな。
「橙磨!5時から、3対3でゲームするからみんなに伝えといて!」
「おう。チーム誰でもおっけー?」
「橙磨と日向くんが一緒にならなければ。二人は敵同士になってね!」
「またかよ〜……」
「だから……二人が組んだら絶対に勝っちゃうでしょ?」
結香は小声で俺に耳打ちする。
確かに、この2年の中だったら断トツ俺と日向がうまい…と思う。
俺ら以上に龍太さんが一番うまいけどな。
よし……結香も見れたし頑張りますか!

