最初で最後の恋


「私たち・・・・・・・・別れよう」


「え・・・・?」


困惑した様子な颯人。


「は・・・?な、なんでそんな急に」


「もう、颯人の事好きじゃなくなったの。冷めちゃったのよ」


嘘。


「優しいけど、つまらないのよね」


嘘。


「これ以上一緒に居ても、意味がないと思うの」


嘘!!!


「な、んで・・・そんなこと言うんだよ・・・」


颯人の傷ついた顔を見て、心が痛んだ。


「理由なんてない。飽きただけ」


こんなこと、言いたくない。


あの傷ついた顔だって、演技にきまってる。




颯人の事・・・・信じたかった・・・・。


愛梨さんの言葉なんて嘘なんだって。


信じたかった!


でも、信じられなかった。


こんな弱い自分が情けない、嫌だ。


嘘だったとしても、こんな私と一緒に居ても、意味がないのは颯人のほうだ。