お前のこと、一生かけて守るよ

「ほら、飴やるから機嫌直せ。な?」
「そんな飴なんかであたしの機嫌は、」
「ほら、コーラ味の飴だぞ?」
「………」

やっぱり先輩には敵わない。こういうところでいつも持ってくんだもん。

今どきコーラ味の飴持ってる人なんている?

絶対あたしのために用意したとしか思えないよ…。

「ほーら、コーラ味だぞ?シュワシュワってしたくねぇの?」
「……したい」
「素直でよろしい」

先輩は頭の上にポンと手をのせたあと、飴玉を出してあたしの口の中に放り込んだ。

小学生の時によく舐めてた。お母さんは小さい頃から炭酸は良くないって怒ってたけど、こっそりお父さんが買って舐めさせてくれてた。

そんなことも思い出させてくれるコーラ味の飴。