お前のこと、一生かけて守るよ

今日のお昼は、先輩と過ごした。〝好きだ〟と言ってくれた裏庭で。

「理湖がホントに振り向いてくれると思わなかったよ」
「振り向かなかったら、どうしてたんですか?」
「まぁ、振り向かせるけどな?」

お弁当を広げ、先輩との会話も楽しくて笑顔が自然と増える。

人を好きになると、人間はこんなにも変わるのだろうか。

もちろん愛里紗との時間も大切だけれど、先輩との時間も大切にしたいと思った。

そんな先輩との交際は順調に続き、約束の日曜日がやってきた。

「おはよう、理湖」
「おはようございます、先輩っ」

家まで迎えに来てくれた先輩。今までの、お試しとは違ってカレカノになった今。

なんだか恥ずかしくて、ちゃんと顔を見ることが出来ない。

先輩は当たり前のように、あたしの手を取り歩き始めるけど…。先輩は緊張なんてものはしないのかな…。