お前のこと、一生かけて守るよ

次の日の朝、いつものように先輩が家の前まで迎えに来てくれていて。

「おはよう、理湖」
「おはようございますっ」

いつも通り、先輩はあたしに笑顔を見せてくれて、いつもと変わらない登校をする。

「じゃあ、あとで」
「はいっ」

教室まで送ってもらうのも、変わらない。

「理湖ーっ!」
「愛里紗ーっ!」

教室に入った途端、愛里紗があたしのもとへ飛んできて思い切り抱き付かれた。

それに、つられるようにあたしも愛里紗の背中にギュッ!と抱き付いた。

「昨日も言ったけど、おめでとう!」
「……ありがとっ」

たかが付き合ったくらいで、こんな過剰に喜ぶのは大げさなのかもしれないけど、あたしにとっては初めての彼氏なわけで…。

それを知ってる愛里紗だからこそ、ここまで喜んでくれるんだと思う。