お前のこと、一生かけて守るよ

「バカだなぁ。だからちょっとテンション下がってたのか」

そんなあたしを見て、クスッと笑った先輩。

「ダメですか?ヤキモチ妬いたら…」

先輩の行動にチョットだけ、ムッとして言いたいことを、言ってしまった。

すると先輩は、目が開いてるのか、わからないほど細め笑った。

「いや、すっげぇ嬉しいよ」

その先輩の姿にまた、キュンときてしまったことは、あたしだけのヒミツ。

「じゃーな」
「はい、送ってくださってありがとうございました。気を付けて帰ってくださいね」

公園を後にしたあたしたちは、いつものように先輩が家まで送ってくれた。

ただ、ひとつ違うのは。

「理湖」
「はい…っ!?」

名前を呼ばれ見上げると先輩の唇が、あたしのおでこに触れ離れた。

「おやすみ」
「お、おやすみなさいっ」

赤くなったあたしの頬を見て笑うと、先輩はいつものように帰宅して行った。