お前のこと、一生かけて守るよ

「それが、どうかしたか?」
「い、いえ……」

どうしよう、言い出せなくなっちゃった…。勢いで買っちゃったけど、渡さないほうがいいのかな。

「なんだよ、言えよ。言いたいことは、我慢しないで言う!ほら」

肩を肘で突かれ、あたしの身体が少し揺れる。顔を俯いたまま、小さく口を動かした。

「……お揃いの」
「ん?お揃い?」

聞き返した先輩の言葉に小さく頷くと、俯いたまま口を動かす。

「先輩に、たくさんおごってもらっちゃってるから…。お礼に、と思ってお揃いのストラップ買っちゃったんです…」

言ったはいいけど、先輩からの返事がなくて。あぁ、きっと迷惑だったんだな。そう受け取った。そう思うと視界がボヤけてきて、すぐに下唇と上唇をグッと合わせ噛んだ。

「理湖?」

優しい先輩の声が聞こえるけど、顔なんか上げられるわけがない。すると、先輩は立ち上がりそっちに気を取られていると、あたしの前に来てしゃがんだ。