お前のこと、一生かけて守るよ

「先輩、美味しいですよ!」

トマトが甘くて、お口の中が幸せでいっぱいになる。

「よかったな」

クスッと笑った先輩は、まるで小さな娘を見守る父親のようで。

「オムライスも、あったかいうちに食っとけ」
「はいっ!」

そんな先輩に見つめられながら、デミグラスソースのかかったオムライスを口いっぱいに頬張った。

「理湖って、リスみたいだな」
「へっ?」
「両頬に、たくさん詰めてモグモグさせて」

うぅっ…恥ずかしい!そうだった、これってデートだった…。

デートで、こんな気を使わないでモグモグ食べる女なんかいないよね…。

「なに落ち込んでんだよ、可愛いから言ったんだぞ」
「かっ…!?」

可愛い…?こんなモグモグがっ!?リスみたいだと言っといて?!