お前のこと、一生かけて守るよ

「じゃあ、トマトと大葉の冷製パスタと特製オムライスがいいです!」

あたしが指さしたのは、この店の人気No.1とNo.2。

〝店長のオススメ〟とか書いてあると弱いあたしは、お店のNo.1も非常に弱い。

No.1は、パスタだったけど正直今はお米も食べたい気分で、それで悩んでいた。

先輩は「オッケー」と言うと、さっきとは違う店員さんを呼び注文をした。

「あの、先輩…?」
「ふたつ迷ってたんだろ?なら、ふたつとも食え。残った分は俺が食ってやるから」

〝キュン〟って〝キュン〟ってしちゃったよ!なに、このセリフは!

「あんま見んな。恥ずかしいだろ」

思わずジッと見ていたらしく。先輩の頬が若干紅く染まっていた。

しばらくして、ふたつの料理が目の前に置かれる。

「美味しそう!」
「だな」

思わず満面の笑みで先輩を見ると、先輩は〝ふ〟と笑いながら、あたしの頭にポンと手を置いた。