お前のこと、一生かけて守るよ

「カフェ」

自分で、そう言ってから反省した。カフェって!愛里紗と行くようなとこ言っても、しょうがないじゃない!ホント、自分が情けなくなる…。

「あぁ、いいよ」
「へっ!?」

でも先輩は、嫌な顔ひとつせず笑顔でそう言ってくれた。

「なに、そんなに驚いてんだよ。理湖が行きたいって言ったんだろ?」
「そう、ですけど…。でも、カフェですよ!?先輩、嫌じゃないんですか…?」
「なんで?好きな女が行きたいって言ってるとこに、連れて行かない男なんていんの?」

先輩って……。モテるの、きっと顔だけじゃない。内面もすごく、カッコイイんだ。

「なに、ボーッっとしてんの。俺のこと、好きになりそうか?」

息が詰まりそうになった。あまりにも自然に言ってくるし、顔近いし!

「あー、ごめん。こんなこと言うつもりなかったのに、焦り過ぎだよな」
「あ、いえ……」