お前のこと、一生かけて守るよ

「俺、あれだけ理湖に言ったよなぁ?」
「は、はいっ…」
「理湖に楽しんでもらいたいって。もしかして、もう忘れちゃったのかなぁ?」

やだっ、先輩!もうそれ、ただのチンピラです!

言葉だけ聞いてたら優しいけど、実際声のトーンは、かなり低くて…。

ドラマとかでよく見る、借金取りみたいな感じで…。

あたしは、ただただ頷くだけ。口ごたえなんて、絶対に無理‼︎

「せ、先輩っ!」
「あ?」

ここは素直に言ってしまおう!ゴクリと唾を飲み込み、息を吸う。

「ホントは、コーラが大好きでしたっ!で、でも。ウーロン茶も好きなんです!ただ、先輩はきっと、あたしのことを思ってウーロン茶にしてくれたんだな、ってわかったから、」
「あー、わかった。わかったから、そんな捲し立てるな」

先輩は〝フン〟と笑うと、大きな手であたしの髪をクシャッとした。