お前のこと、一生かけて守るよ

「せ、先輩…!真っ暗ですよぉ」
「明るかったら、つまんねぇだろ」

なんか先輩の口調、だんだん不良の言葉だけになってる気がする。

もしや、二重人格!?先輩のお友達にも〝散れ〟とか言ってたし…。

「理湖、大丈夫か?」
「…大丈夫なわけないですよ!」

だって、苦手なんだから!言ったじゃないのよぉ!

「ほら、手繋いでやるから。な?」

暗くても、わかる。先輩が優しく微笑んでるのが。

「もう怖くないだろ?」
「こ、怖いですよぉ。だって、……っ、やっ、やだぁ!」

壁だと思ってたとこから、血まみれのお化けが出てきて、必死にしがみついた。

「理湖?」
「うぅ…」
「もしかして、腰抜けた?」

もう怖くて、なにも喋れず大きく何度も頷いた。