お前のこと、一生かけて守るよ

「他には?」
「え?」
「だから、他に苦手なモンはないのか?」

この際だから、言っちゃおうかな…。あたしの苦手なモノ。

「お化け屋敷…苦手です」
「却下」
「はいっ!?」

苦手なもの聞いといて、却下って!どうしてよ!

「あれは、定番中の定番だろ?遊園地から、お化け屋敷取っちゃなんもねぇだろ」
「そんなの、」
「却下と言ったら却下だ。ほら、行くぞ。お化け屋敷に」

ひどい、ひどすぎるぅ!〝フフン〟って、鼻で笑って!

「あー、すげぇ混んでんな」
「やめましょ、先輩!」
「いや、並ぼう」

期待を込めて提案したものの、あっさり却下された。

それから並ぶこと約30分。ようやく、あたしたちの番が回ってきた。