お前のこと、一生かけて守るよ

なんてことだ…。苦手なジェットコースター。

そんなあたしが一番前だなんて…。あまりにも、ひどすぎる!

でも、もう座っちゃったもんは仕方ない。係りのお兄さんが来て、ちゃんと固定されてるかどうか確認する。

でもなんかその確認も、ちゃんとやってるのか適当に、カチャカチャっとして確かめるだけ。

もう、これであたしのだけちゃんとなってなかったら、どうしてくれんのっ!?

とか、そんなことを思っていると、ゆっくりと動き出した。

ヤバイ…自分が思っている以上に怖い。手すりにギュッと捕まって、まだ進み始めたばかりなのに目もグッと閉じる。

「理湖」

そんな時、隣から優しい声がした。そちらを向けば、先輩が手を出していて。

「ほら、手繋ぐぞ。俺がいるんだから、なにも怖くねぇよ」

言葉って、スゴイね。たった一言で、さっきまでの恐怖がなくなっちゃうんだから。