お前のこと、一生かけて守るよ

「理湖、なんで俺ばっか見てんの?」
「へっ!?いえっ、あのっ、」
「素直じゃない子は、どうなるっけ?」
「かっ、カッコイイなって思ってたんですっ!」

白い馬に跨ってる先輩。まさしく、白馬の王子。

でも、そんなこと言えるわけもなく。けれど、またなんのお仕置きをされるかわからない。

だから思わず言ってしまったんだ、カッコイイと…。

「理湖から、そんな風に言ってもらえるなんて、嬉しいよ」

クスッと笑った先輩。わたしはというと、自分が言ったことに恥ずかしさが増して、下を向いた。

「そんなに恥ずかしいなら、言わなきゃいいのに」
「先輩が!」
「ん?俺が、なに?」
「先輩が…素直じゃない子は、って言うから…」

だんだん声が小さくなるあたしに、先輩が急に白馬の馬からストンと降りた。

そして、あたしが乗ってる同じく白馬の馬にヒョイと乗ってくる。