お前のこと、一生かけて守るよ

学校に着くと、先輩がスッとあたしの手を取り手を繋ぐ。

二日目だけど、やっぱりまだ慣れなくて周りの目も気になる。

「まだ緊張すんの?」
「だ、だって…」

先輩は、こういうこと慣れてるかもしれないけど、あたしは初めてなんだから!

緊張しないほうが、おかしいでしょ⁉︎

「そのうち慣れるよ」

そう言って、先輩はクスッと笑う。あたしでも慣れる日が来るのかな。

自分から手を繋ぎに行くくらい、大胆になれるのかな。

あっという間に、あたしの教室に着いた。『一人で行けます‼︎』という、あたしの断りも先輩は許してくれなく、『ギリギリまで一緒にいたいから』そんなことを言われたら、もう断れず。

「お昼一緒に食べような?」
「え、あたしなんかと一緒に食べないほうが、」
「何度言わせんの。理湖は、俺の彼女でしょ?昼迎えに来るからな」

クルッと向きを変えた先輩は、自分の教室へと向かった。