お前のこと、一生かけて守るよ

「先輩の家は、ここから遠いですか?」
「うーん、15分あれば着くんじゃないかな」

15分か…。近くもないけど、遠くもないかな…?

「そうですか…。わざわざ送ってくださって、ありがとうございました」
「ううん、明日の朝は理湖を迎えに来るから、7時半に家の前で待っててな?」
「えぇっ⁉︎朝、もですか…?」
「迷惑だったか?」

迷惑じゃないけど、やっぱり申し訳ないよっ。

「そうじゃなくて、」
「だったらいいだろ?俺がそうしたいんだからさ」
「でも、」
「それより、日曜日はなにか用事入ってる?」

あれ、話が切り替わってる!もう、断れないじゃん!

「に、ちようびは…特になにも」
「そ?じゃあ、デートしよっか」

で、デート!?た、確かに仮でも恋人になったわけで…。

先輩にとっては普通なのかもしれないけど。あたしにとっては、初デートなわけで…。