お前のこと、一生かけて守るよ

「そう。ステキな友達がいて、理湖は幸せだな」

そう言って微笑むと、先輩が愛里紗を見た。

「理湖のこと、頼まれたよ。任せといて」

そんなこと、堂々と言われると恥ずかしくなるっ。

「じゃぁ、そろそろ帰ろうか」
「あ、はいっ。愛里紗、部活頑張ってね」
「うん、ありがとう。理湖も先輩も気を付けて帰ってね」

愛里紗は、バレー部。何度かヒマな時に見に行ったけど、愛里紗はメチャクチャカッコイイんだよね。

愛里紗に別れを告げ、あたしと先輩は教室を出る。

もちろん手を繋いで…。チラチラと見られるのは怖いけど、今は先輩がいるから大丈夫。

「理湖って、電車?」
「あ、いえ。チャリ通です。先輩は…?」
「うん、俺もチャリ通。じゃぁ、一緒に帰れるね」

先輩と一緒に、チャリで帰るなんて、夢のようだ…。