お前のこと、一生かけて守るよ

そして、そんな放課後はすぐにやってきた。

なんだか、廊下がいつもより騒がしい。まさか、先輩…!?

「理湖、迎えに来たよ」
「せ、せせせ先輩っ!」

ウチの教室に、普通に入ってきた先輩。あまりにも普通に入ってくるから、慌てて立ち上がった。

「あーぁ、イス倒しちゃって。そんなに慌てなくてもいいのに」

肩まで伸びたあたしの黒髪を、先輩はクスッと笑いながら、一撫でする。

その瞬間、クラスの女子たちがキャーキャー言い始めた。

「せ、先輩っ。恥ずかしいんで、やめてくださいっ!」
「えー?髪触るのも禁止?」
「そ、そういうわけじゃないんですけど…」
「あー。場所によっては、いいってことか」

さすが先輩。あたしの言いたいこと、わかってらっしゃる。

そこへ、愛里紗がやってきた。