「俺は別に女に尻に敷かれてるわけやないで!オカンは親父もやし、あの人は特別やっ!」

「そうかぁ?」




星矢さんは女性に弱いらしい。

あたしにはそんな感じないんだけど、どうなんだろう。



その後も、とくに何かあるわけでもない会話がずっと続いていた。


お腹空いたなーって思った時には、テーブルに出前が用意されていた。




ご飯も食べて、日付が変わる前に星矢さんのお家に戻ってきた。



あたしの使っていた携帯をテツマさんから返されたけど、これを使うことはあるのだろうか…。