思った以上に鈍感なナギに

猛アタックしてついに両想いになった

今まで大好きという感じだったのに

まだ高校生なのに

ナギを深く愛してしまった

ナギもそうだったらしく結婚前提に!

となって、さっそく

おじいさんに挨拶にいったのだが…

「おい、待てよ!ナギ!」

俺は息を切らしながらナギの腕を掴んだ

「ふ…………うぅ…………っ」

涙をボロボロと流しながら

俺に抱きついてきた

「私、おじいちゃんに…大ッ嫌いって
言っちゃったぁ…………っ」

おじいさんには初めて大ッ嫌いって

言っちゃったのか…

俺は何回も言われたけどね

「ナギ、本当はそんな事思ってないんだろ?」

「う、ん…ひっく……ぅ…」

「大丈夫、おじいさんならわかって
くれるって」

俺はやさしくナギの頭を撫でた