「このクソガキめええ!!!」

「おじいさん、ナギにそっくりwww」

この二人が絡んでるのが微笑ましい

こんな楽しい時間がずっと続けばいいのに

そんな事を思ってしまった

でもやっぱり、それは続かなくて…

「………今日はなんだかんだで
楽しかったわい」

おじいちゃんは照れながらそう言った

「僕もです!今度こそ絶対に
認めさせますからね!」

「せいぜい頑張れ」

もぅ、この二人は…

「…もう認めておるがな」

ボソッとおじいちゃんは何か言った

「なに?おじいちゃん?」

「…なんでもないぞ?
じゃ、燐斗くん、またな
ワシは先に家に戻る」

おじいちゃんは気を聞かせたのか

そそくさと帰っていった

「…………おじいさん、いい人だな」

「うん、自慢のおじいちゃん」

「俺、あの人好きだわ」

「私も!また、一緒に食べよ?
ずっと二人きりの食事だったから
とても楽しかった!」

「ん、俺も!また来るわ」

くしゃっと私の頭を撫でた

「またな」

リンはいきなり私のおでこにキスをした

「………………っ!?///」