手の届かないキミと



すんなりと、そういうことを言えてしまうハルくんは、

やっぱり私のことなんてどうも思ってないんだなって思い知らされる。


昨日みんなの前で『ハルくんが好き』って言った私のこと、そういう風に言えてしまうのだもん。

私が一方的に『好き』って言っただけで、ハルくんの返事、聞いてないよ…。


私の手を繋いだりなんかして、私に優しくなんかして、

勘違いさせないでほしい…。


バカな私は何度でも、ハルくんに希望を持ってしまう。

奇跡が起きるかもって、思ってしまうんだ。

たとえ、何度踏みにじられても、ハルくんのことが好きな限り、ハルくんの世界と私の世界が接する日を夢見てる。


芸能人を好きになるみたいに、

雲の上の存在だとわかってて、夢を見てしまう。