手の届かないキミと




「やっぱり古畑さんかわいい~!

前髪切ったの?なんか明るい感じだよ!」


黒岩さんはふわり笑って、私の新しい髪型をほめてくれた。

私は昨日、長めに伸びていた前髪を切って、それにいつも三つ編みしていた髪を、下してきた。


「おはよう~って、あれ?古畑さん?」

次にやってきたクラスメイトも、私の変化に気づいて目をぱちくりしてる。


「めっちゃかわいいじゃん!」

「ねー!こっちのほうが断然いいよね!」

続々と登校してくるみんなにほめられて、私の心はほくほくだ。

うれしい。みんな、似合うって言ってくれてる。