恋人は高校生組長

「あ、ううん!なんでも!」

「ほんと?なんか、考え込んでるみたいで」

「いや、大丈夫だよ、ほんと」

「でも、なんか、顔色が……」

「大丈夫だよっ!」



自分の迷いを振り払うように立ち上がったその瞬間。




ストン、と何かが胸元から落ちた。

ふっと胸が軽くなる。

それは、比喩ではなく……本当に。




「……っ!」

「西宮さん、これ……」