恋人は高校生組長

共に生きることを。

共に町を守ることを。






高瀬はため息をついた。



『……話の分からねぇ御仁だ』

『悪かったわね』

『そこまで幸祐を望んでるなら、これを渡してくれ』




高瀬は、こちらに短刀を押し出した。



『……この短刀を?』


高瀬はうなずく。






『幸祐に、こっちに戻ってくる覚悟を決めさせてくれ』