恋人は高校生組長

「はぁ……」


イケメン、運動神経抜群、秀才。

三拍子そろっているうえに、優しいのか……。



「何かあったら、相談してね」

「ありがとう、黒坂いいんちょ……じゃないや、えっと」



ちらっと窺うと、私の言葉を待つように口元が笑っている。



「……けいご?」

「はい、よくできました」



なんだか私を褒める声も、キラキラしたマークがつきそうな声。



黒坂桂吾、いったい何者なんだろう……