翌日の朝。



「ルリちゃん、おはよっ!」



校門をくぐった瞬間、飛びついてきたのは愛斗だった。




「昨日、青井の家に行ったんだって?」

「……!なんでそれを…」




おののく私に、愛斗はあっけらかんと笑って見せる。





「いや、青井からメールがあってさ」