恋人は高校生組長

頭で考えるより先に体が動いた。

たまらなくなって駆け寄り、瑠理香の細い体を抱きしめる。





腕の中の小さな体は、


やわらかくて、
しなやかで、

すごく優しい匂いがした。




「なんで……泣くんだ?」



甘い石鹸の匂いのする髪をなでる。



「悲しいの…………っ」

「何が?」

「私のこと、汚れてるって思ってない?」

「なんで?」



ギュッと抱きしめる。



「瑠理香はきれいだよ。
誰よりもきれいじゃんか」