恋人は高校生組長

「俺は、幸祐を守るために……ずっとお前のそばにいた」

「お前も……?」

「青龍を継ぐのは、お前しかいないから」





東浦英祐……
父親は、ずっと迷いの中にあったという。



俺を極道の世界に引き入れ、青龍存続を目指すか。

それとも、堅気の人間として生かすか。





その迷いの答えが、あの抗争だったのだと。








「どうにかして堅気の人々の平和を守ろうとして、英祐さんは話し合いに持ち込んだ」



でも、と、佑也が涙声になる。



「英祐さんは帰ってこなかった」