恋人は高校生組長

きたしの、と私はつぶやく。

玄武を率いる苗字だ。



「どうして……」

「とりあえず来てもらおうか。
 話はそこからだ」

「え……」



黒坂……いや、北篠桂吾の目は真剣だった。



ぞっとするほど冷たく、凍りついている。



「い、やだ……」