孤独な自覚姫

「がはっ…」



そう言って倒れた私の後ろにいた人…


つまり、藍色の耀。



「あーあ、だから忠告したんですよ」



困ったように笑う慎哉の顔はもう赤くない。



ちぇっ、つまんねぇーのっ



「えぇーっ!?あっきーが倒れてる~!?


何したの、今!?なーちゃん!?」



「…あー、エルボーかましたとこがちょうど鳩尾だったみたいだね。


まぁ、ちょっと人の楽しみを邪魔した罰で力込めたけど…



たかが知れてるから、3、4時間そこにほっときゃ勝手に起きてくる」



「…お前なぁー、絶対狙いましたよね?」



やっぱり慎哉には通じないよなぁ…



でも、そんなときはごまかすんじゃなくて、話を反らせばいいんだけど。