孤独な自覚姫

「っ……いや、その………」



これをやると大抵のことはなんでも折れてくれた。


にししっ、何年一緒にいると思ってるんでしょうね?



まぁ、今回は私の楽しみをとった慎哉が悪い。


「っ……慎哉、怒ったら、やだ」



涙を浮かべてみたら、なんか効果が増大したらしい。



ありり?耳まで真っ赤になっちゃった…。



何、これ。超うけるっ!!



「…あっ……いや、怒って、なんか…」



ぷはっ…やばい、つぼった!!



もうちょっとからかってやろうか、という考えは腰に回ってきた手によって遮られた。






「…きもい、手、離せ、くそ耀ァ…」