海外での生活は楽しさこそなかったものの、



日々の生活に追われ、苦しさを少しだけ忘れさせてくれた。




もともとそんなに馬鹿なわけじゃなかったから、手始めにアメリカの大学を卒業してからは、



1年半のうちにオーストラリアや、シンガポールなど6カ国の大学を卒業していた。


そして、私は最終的にニュージーランドにある大学に落ち着き、日々の研究に没頭した。

そこが一番居心地が良かった。



下手に干渉せず、されず、ただ研究だけに集中してるところが、楽だった。